10:30〜 報恩の日蓮宗和讃奉唱

御会式(おえしき)は、宗祖日蓮聖人の年回忌法要。

末代の弟子や檀信徒として、欠かすことのできない報恩の法会です。

法要に先立ち、まずは日蓮宗和讃奉唱で報恩の真心を捧げました。

お参りの方の中には、初めて和讃を奉唱する方もいました。

配布された歌詞を見ながら一緒に唱えて戴けたので、きっと宗祖もお悦びになったことでしょう。


11:00〜 第737遠忌御会式

五戸町妙信寺さま、三戸町妙光寺さま、おいらせ町唯圓寺さま、青森市妙覚寺さま、外ヶ浜町聞法寺さまにご出座戴き、報恩の法要が行われました。

経文に音階(メロディー)をつけて唱える「声明(しょうみょう)」で始まり、宗祖ご入滅の地でこの時期に咲く「御会式桜」を模した華をまいて堂内を飾ると、本堂内は華やかな雰囲気に。

宗祖が「日蓮」というお名前を選ばれた経文である「如来神力品」を訓読し、銅鑼と妙ハチで楽を奏でた後、再び對揚(たいよう)という声明を唱えました。

對揚はダイナミックな旋律の声明で、小僧がもっとも好きな声明です。でも、難しいのですが、、、

引き続き、肝心かなめの御題目をお唱えした後、御会式の法要で積んだ功徳を御本尊、諸仏諸天、そして宗祖日蓮聖人へ導師である妙現寺住職が回向し、一同の報恩の真心を捧げました。

法要後は、小僧が法話をさせて戴きました。

・奉唱した和讃の歌詞について
絵巻を見ながら解説したのち、
・韓国寳土寺さまを参拝した時のこと
・禹上人やご信者さんの想い
に触れさせて戴きながら、開目抄を拝読。

ご参拝の皆さまに、御題目の祈りを勧める旨の法話を致しました。

内面的な話になりますが、この頃とくに「御題目の祈りで護られてるなぁ・支えられているなぁ!」と感じることが続いています。

今年の御会式は、例年以上に「有り難う」という気持ちを込めて、御題目を唱えさせて戴いた小僧です。